東野圭吾によるミステリー小説『危険なビーナス』が10月にTBSでドラマ化することが発表されましたね。
原作は2016年に発売されており、2019年の文庫ランキングでは売り上げが1位となりました。
『危険なビーナス』は獣医の男が壮大なミステリーを向き合う話なのですが、主人公である男がとても惚れやすく、男性目線で描かれている話です。
この男性目線で惚れやすいという性格の主人公に賛否両論の声が多い作品とも言えます。
また登場人物も多く、家系図など複雑な部分もあり、壮大のミステリー小説であるため、理解するのが難しかったりします。
私には非常に面白い作品であったのですが、つまらないという方もいらっしゃるみたいですね。
実際の評価評判はどうなのでしょうか?
なので今回は危険なビーナス原作は面白いつまらない?評価評判は?についてご紹介させていただきます。
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危険なビーナスは面白い?つまらない?原作からご紹介!
謎解き。
私にとっては、なかなかの難問。
今日はここまで。
謎解きは完走出来るか分からないけど、本はドラマが始まるまでには📖
危険なビーナス pic.twitter.com/kaUi9RkbZx— のりりん (@Hns1EKDYnFWHUQj) October 4, 2020
それでは危険なビーナスの原作のあらすじを簡単にご紹介していきます。
また東野圭吾によるミステリー小説ということもあり、読んだあとに謎解きをしたような爽快感があります(笑)
危険なビーナスは男性目線で描かれたミステリー小説?
惚れっぽい性格の主人公伯朗は、弟の明人の妻である楓から連絡が来ます。
その内容は明人が危篤状態である父に会いに行った明人が行方不明となったというものでした。
伯朗は明人と疎遠でしたが、失踪してしまった原因を探るべく楓と行動することになります。
しかし弟の妻であった楓の、起点の効く行動や、少し天然な部分を見ているうち、伯朗はどんどん楓の魅力に惹かれてしまいます。
明人の失踪の原因を探っているうちに、矢神家の遺産問題に巻き込まれます。
伯朗は矢神家との接触が増えるたびに、矢神家の秘密をどんどん知る事になります。
それと同時に伯朗は楓は本当に弟の妻なのかと疑うようになりました。
簡単なストーリーを説明させていただきました。
この話には意外な真実や、驚くべき展開で物語が終わります。
才能や脳科学を用いた東野圭吾らしい作品
東野圭吾の作品はただのミステリーだけではなく、科学だったり才能に物語がかかわってきます。
危険なビーナスの話には後天性サヴィン症候群や、フラクタル図形など興味深い内容があります。
ただ原作の中でも簡単な説明があるものの、少し難しいですよね。
ですが小説で新しい知識や発見があるのって面白いです。
なので私は危険なビーナスはただのミステリー小説ではなく、脳科学に着目した高度なミステリー小説だと思います。
危険なビーナスの評価評判をどうなの?
午前3:01。
「小説は一気に読んだら面白くないよ」と、大切なお方から忠告頂いたのに、また一気読みしてしまった😓
面白いと思うと、時間を忘れて没頭してしまうね。東野圭吾さんの「危険なビーナス」は危険な面白さです👌
おやすみなさい⭐ pic.twitter.com/CQU7zAnQCN
— ti amo…z (@tiamoz3) September 21, 2019
それでは危険なビーナスがどんな話なのかをご紹介させていただきましたが、実際の評価評判はどうなのかをご紹介させていただきます。
危険なビーナスは賛否両論の声がある
東野圭吾『危険なビーナス』
獣医の伯朗の元に弟の嫁、楓から電話が
「弟さんが失踪したので一緒に探して欲しい」と。伯朗は楓にどんどん惹かれていくが題名が何となく古くさい。内容も何となく古くさい。そう考えるとわざと古くさく書いたのだろう。だがやっぱり面白い東野圭吾好きにはたまらない pic.twitter.com/35RomEfe0p
— Ryo (@team_y7r) December 13, 2018
危険なビーナスを実際に読んだ人の感想をご紹介していきます。
など基本的には面白いという声が多いですね。
ただこれから紹介しますが、登場人物に共感を持てないや、感情移入ができないと否定的な意見もあったので、紹介します。
登場人物が好きになれないという声も
それでは登場人物に賛否両論の声があるので、そちらもご紹介させていただきますね。
登場人物が好きになれないという意見も意外と多かったですね。
特に主人公が苦手という方も多く、弟の妻と知りながら惹かれている姿に少し嫌悪感を頂いてしまったのかも知れませんね。
まとめ
*危険なビーナス/東野圭吾
主人公の異父弟は資産家の跡取り、見ず知らずの弟の妻から『失踪した』と聞かされ、一緒に弟の失踪について調べるところから、母の事故死や病死した父親に関連してたりと構成は面白いけど登場人物が好きになれない…。#危険なビーナス #東野圭吾 #読書 #読書記録 #読了 pic.twitter.com/vAohvljnDY
— ⋈ ѕ੨чʋ ⋈ (@lv_vl_rarara) April 13, 2018
それでは今回は危険なビーナス原作は面白いつまらない?評価評判は?についてご紹介させていただきました。
個人的には面白い作品だと思うのですが、意外とつまらないという意見もありましたね。
評価評判自体は面白いという意見のほうが多かったのですが、賛否両論でしたね。
とても考えられたミステリーなので、難しいから嫌だということではなく、登場人物が好きになれないという声が多かったのが意外でした。
確かに弟の妻にどんどん惹かれていってしまうのは良くないですね(笑)
ただこの作品は最後にはちゃんとしたオチがあるのですけどね。
この作品は主人公を男性目線で描かれていることを意識して読むともっと面白く読めるような気がします。
今回は原作でご紹介しましたが、もしかしたらドラマ版では少し内容に変更があるかもしれません。
原作を意識しつつ、ドラマ版を楽しんで視聴していきたいと思います!